ピースフルハート

慌ただしい季節から漸く少し抜け出して、いま、強烈な眠気に襲われています。がおーと襲われております。だって最近全然まともに休んでいない。JR運休でも気付けば自宅でせっせとメールチェック。受信。受信。あぁ見なければ良かった。返信。もうまさに「利便求めて身を壊す」です。または「右向けば左念(おも)う」。

というわけなので、来週夏休みを取る事にしました。10月下旬ですけど夏休みを取ります。湖にでも行こうかな。なるべく青い湖。でも臭くない湖。

念の為ではございますが、右向けば左念(おも)うってそんな言葉はこの広い世界どこを見廻してもありゃあせん。むろんその前のもじゃ。

迷子はどっちだ

川に沿って桜は見事に咲き誇り、それを肴に木陰に集う人たち。それを横目に歩いていると、前方から小さな女の子が歩いてくる。両手に木の枝。目には涙。迷子?と思ってすれ違い、振り返って様子を見ていると、やはり迷子のようだった。4歳くらい。

デパートでもない。遊園地でもない。ここはただの川沿いで、川を挟んで向こう側にも歩道。数キロに及ぶ長い歩道。当然、迷子センターなんてないし、係員もスタッフもいない。大人だって携帯電話を取り上げられたら心細くなる。

無事、お母さんと出会えました(大胆に省略)。

 

春の夜の汁

青空に、桜が映える今頃は、どこかで誰かが誰かと別れ、また誰かが誰かと出逢う事でしょう。ばいばい。はじめまして。またね。よろしくね。無数のドラマが生まれる季節。そんな季節を幾度もくぐり抜け、人は少しずつ大人になって、そしてある時、ふと気付くのです。間違いなく私は、いつか死ぬ。

怖い、という訳で、出だしの爽やかさは何処(いずこ)…なのですが、とにかく春という季節の、この極上の浮き足立ち感を利用して、ワイも何か始めよう、せや、ブログや、と思い至った次第です。

あと自分の事を「ワイ」と呼ぶのはこれっきりにしようと思います。

むかしのはなし

来年の春に発売が予定されている、家庭用爆弾の取扱説明書に載せる文章を考える仕事を任されたのですが、無闇に投げたらアカン、という一文しか今の所は思い浮かばないので、こうなったらもう、あとは挿絵で誤魔化そうかな、などと考えています。

電柱にぶつかった犬が、危険だワン、と吠えているイラストです。

こう見えて、むかしはイラスト部に所属していたもので。